Byteball(バイトボール)を知らない人に送る!注目のDAGプロジェクト【GBYTE】

Byteball_logo

今回はByteball(バイトボール)についてまとめます。
ブロックチェーンではなく、DAGという技術を使った仮想通貨(プロジェクト)になります。
個人的にかなり注目しているプロジェクトです♪

Byteball(バイトボール)を知らない人に送る!注目のDAGプロジェクト

Byteball(バイトボール)とは?

Byteball(バイトボール)はどんな仮想通貨なのでしょうか?
早速見て行きましょう。

 

Byteball(バイトボール)の概要

 

通貨名 Byteball
通貨コード GBYTE
公式サイト https://byteball.org/
公式twitter https://twitter.com/byteballorg
最大供給量 1,000,000 GBYTE
公開日 2016年9月5日

 

Byteball(バイトボール)とはどんな仮想通貨か?

Byteballはビットコインに代表されるようなブロックチェーン技術ではありません。
DAG(Directed acyclic graph ※有向非巡回グラフ)と呼ばれるブロックチェーンとはまた別の技術を使っています。

ブロックチェーンよりも歴史は浅いですが、その分今後発展する可能性を持った技術です。
iotaやNanoなどDAGを使った仮想通貨が数多く登場してきていますが、byteballはその中の一つとなります。
GameCreditsのように特定分野に対して特化した仮想通貨ではなく、汎用的に様々な用途で利用可能なものになっていくかもしれません。
現在は決済で利用されているのがメインですね。

 
コミュニティも比較的強く、たくさんの人がbyteballを応援しています。
ロゴもシンプルでいいですね。中国では「雪玉」と言われるらしい。可愛いw
詳細はまた後述します。

 

Byteball(バイトボール)のチャート

Byteballは現在時価総額で100位以降となっています。
同じDAG関連で言いますと、iotaが10位前後、nanoが25位前後なのでまだまだ上を目指したいですね。

Byteball_Bytes_chart

 

Byteball(バイトボール)の持つ可能性、今後の展望

それでは続いて、iotaやnanoに比べ時価総額では劣っているByteballが何故気になってしまうのか、どんな可能性を持っているのか、今後の可能性や将来など注目している点について書いていきます。
個人的にByteballに注目している理由としては以下があります。

  • ブロックチェーンを代替し得る技術
  • コミュニティが比較的活発
  • すでにプロダクトがあり稼働している

 

ブロックチェーンを代替し得る技術

私がbyteball、そしてDAGに注目している最大の理由がここです。

ブロックチェーンは疑いようのない素晴らしい発明ですが、今後普及をさせていく上でいくつかの課題を持っています。
その代表的な一つがスケーラビリティ問題です。

Byteball_whitepaper

Byteballのホワイトペーパーより

 
ブロックチェーンは一本の直線でブロックを生成していくブロックチェーンに対して、
DAGは図のように複数のトランザクションが繋がりあって直線ではなく網のように構成されるため、理論上スケーラビリティ問題に直面することがなく処理性能が優れているとされます。

またスケーラビリティの問題だけではなく、ビットコインに代表されるPOW通貨のような、
・マイナー(採掘者)が不要
・非同期承認なので承認時間が比較的早いとされる
などの特徴があります。

よく議論になるビットコインは電気代がかかりすぎる問題などが発生しません。
(ビットコインのマイナーに電気代を払ってもらいマイニングしてもらうのも一つの発明です)

そしてブロックチェーン、ひいてはビットコインの代表的な特徴であるような、中央管理者が存在しない分散型のネットワークをDAGも目指しています。
現状Byteballはwitnessとなる12のノードに関して開発者および、その関係者のノードによって管理されているため、分権型ネットワークになっているとは言えず開発者などを信頼する形になっています。
今後分散型のネットワークに以降していけるか注視したいと思います。

課題もたくさんあるByteballですが、実際にByteball決済を始めているお店も出始めており、ビットコイン(ブロックチェーン)の次の発明となるか注目したいと思っています。

 

コミュニティが比較的活発

あくまで主観ですが、Byteballはコミュニティも活発です。ビットコインなどの識者である古参勢や技術に詳しい方々など様々な人がByteballを見守っています。
派手さはないですが、技術に理解のある人が支持している傾向が強いと思っています。

 
コミュニティは仮想通貨の普及を決める大きな要素になります。
当然多くの人が使いたいと思う需要ある仮想通貨が様々な用途で使い出され、その連鎖で大きく発展していくと思います。

特にByteballはICOをしていないため大きな資金を得ているわけでもなく、ビットコインのような優秀な技術者が集まるコミュニティが生成できるかが今後の発展を支える鍵となります。
様々な人が注目する仮想通貨になっていき需要も高まっていけば、必然的に優秀な技術者が集まってくれるでしょう。
いずれにせよ黎明期のDAG技術であるByteballにこれだけの人が注目しているというのは好材料だなと思っています。

以下、日本で様々なByteballの情報を流してくれるオススメの方々です。

https://twitter.com/taigokuriyama
https://twitter.com/CCassets
https://twitter.com/junya_1991
https://twitter.com/ByteballC
https://twitter.com/zaco_king

 

すでにプロダクトがあり稼働している

なんども言っていますが、仮想通貨は詐欺も多く何のプロダクトもないものに破格の時価総額がついたりすることもあります。
そんな中でByteballは様々なプロダクトが始動しています。

・支払いや決済が可能になっている

Byteball_決済

Byteballのスマート決済(公式ページより)

すでにウォレットもあり、私もウォレットで様々な送金や受け取りを行なっています。
またByteball決済ができるようになるプラグイン(非公式)も出ています。今後更にこのような決済システムが動いていくといいですね。
https://byteball-for-merchants.com/

 
・P2P保険
仮想通貨関連としては現在決済に使われるものが一番実需を獲得しているように見えますが、保険市場も注目されています。
Byteballはプロダクト内にネガティブなイベントに対するヘッジができる保険の簡易プロダクトがあります。

Byteball_保険

ByteballのP2P保険(公式サイトより)

保険系の仮想通貨としてはixledgerが注目されていますが、Byteballにもすでにこうしたプロダクトがあるのは素晴らしいことですね。

 
・予測市場
日本では2018年現在、カジノは合法化されていません。
同様に野球賭博に代表されるような、何かの予想に賭けるというものが非合法になっています。

一方、世界ではこのような予測市場のマーケットが非常に大きく、仮想通貨とも相性がいいため注目されています。
Byateballでも将来のイベントを予測して遊ぶようなプロダクトが開発されています。さっきの保険と逆の考え方ですね。

Byteball_予測市場

Byteballの予測市場プロダクト(公式ページより)

予測市場の仮想通貨としてはGnosisやstoxなどがあります。
先程のように日本ではまだ使えないと思いますが、こういった機能をサクッと実装しているのは強みですね。

 
・P2Pゲーム
先ほどの予測市場とほぼ似た昨日ですが、P2Pゲームと呼ばれるゲームも実装されています。
スポーツイベントで他のユーザーと試合の結果などを賭けて遊ぶことができるようになっているようです。

Byteball_P2Pゲーム

ByteballのP2Pゲーム(公式ページより)

何度も言っていますが、日本では非合法と扱われるかもしれないので注意してくださいね。

 
・充実したチャット機能
Byteballは様々なチャット機能を持っています。
チャット内で先ほどのP2P決済が可能であったり、単純に店舗などとの会話なども可能になっています。
店舗のbotとチャットをしてそのまま決済するなどということも可能です。チャットで決済っていいですね♪

Byteball_chatbot

Byteballのチャットbot機能(公式ページより)

Byteballは2018年現在、スマートフォンのアプリ展開などをしていません(スマホ自体にウォレットを入れることは可能です)
今後スマホでもこうしたチャットや決済が使えるようになれば、色々な使い方が妄想できちゃいます。
割と本気で期待しています。

 
・その他特徴ある機能
Byteballは”Blackbytes”という追跡不可能な通貨としての役割を持つ機能も持っています。
ブロックチェーンなどでは受け渡しの記録は全て残りますが、このようなプライバシーが守られるものも機能の一つとして持っています。

Byteball_blackbytes

追跡不可能な通貨Blackbytes(公式ページより)

日本では匿名通貨などは規制される予感もしますが、本当に様々な機能を持っていますね。

 

Byteball(バイトボール)の取り扱い取引所、購入方法

では、実際にByteballを購入したい場合、どの仮想通貨取引所から購入ができるのでしょうか?
残念ながら現在日本の仮想通貨取引所では残念ながら取り扱いがありません。なので海外の取り扱いがある取引所を利用する必要があります。
以下の手順で購入が必要です。

【STEP1】日本の取引所でビットコインを購入

【STEP2】Byteballが購入できる海外仮想通貨取引所のアカウントを開設

【STEP3】STEP1で手に入れたビットコインを日本の取引所からByteballを購入できる取引所(STEP2で作成)へ送付

【STEP4】Byteballが購入できる取引所でビットコインを使い購入する

Byteballは基本的にビットコインでの取引が可能な取引所がほとんどです。
取引所によって異なる場合はありますので、最新情報はご自身でご確認ください。

 

Byteball(バイトボール)の取り扱いがある海外仮想通貨取引所

現在Byteballは日本の取引所に上場していないため、海外の仮想通貨取引所のアカウントが必要になります。
2018年2月現在では以下の取引所などで購入可能です。元々BITTREXでしか扱いがなかったため、ほとんどの人がBITTREXで購入していたと思うのですが、最近クリプトピアでも扱いが開始されました。
海外取引所での購入になりますが、興味を持った方は是非バイトボーラーになりましょう!

 

コインチェック上場の噂があった?

さて、現在日本の仮想通貨取引所では取り扱いのないByteballですが、2017年に一度コインチェックへの上場の噂がありました。
事の発端はコインチェックのAPIにGBYTE(Byteballの取り扱い単位)の表記があったらしいという事です。

byteball_coincheck

coincheckのAPIの中にgbyteの表記が・・

最初はガセかとも思いましたが結局どうやら本当にあったらしいのですが、今となっては有耶無耶になってしまいました。
コインチェックはNem流出の問題でも揺れていますから、しばらくコインチェック上場は難しいかもしれませんね。。気長に待ちましょう。

まとめ、最後に

Byteball(バイトボール)いかがだったでしょうか?
ブロックチェーンの革新に続ける技術になるかはまだ歴史も浅いため正直不透明です。

しかし、これだけたくさんのプロダクトを保有しているプロジェクトはあまり知りません。
徐々にコミュニティも広がってきているのであとは流動性です。

また海外仮想通貨取引所でもByteballを取り扱っている取引所は少ないのが現実ですので、まずはバイナンスやPOLONIEXなど主要アルトコイン取引所の上場が待たれます。

個人的にはビットコイン、イーサリアムに並ぶ注目仮想通貨として注視しています。
未来を変えていくプロダクトになることを祈っています♪

※この記事の情報は2018年5月時点の情報を元にしています。最新情報はご自身でご確認ください。

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