今回は仮想通貨やビットコインを始めたくてもどんな勉強をすればいいのかわからない人向けの記事です。

仮想通貨やビットコインを勉強するためのおすすめ本

私が本格的に仮想通貨やビットコインに関して勉強を始めたのは2017年の4月くらいです。
それ以降様々な本を読んできましたが、その中でもおすすめの本8冊を紹介します。

仮想通貨を勉強するために必要なこと

仮想通貨の世界は日進月歩。半端じゃないスピードで進化して行きます。

そのためにまずは体系的に本で大枠を理解し、あとは自分で触ってみたりしてより生の情報を集めていくことをおすすめします。

今回紹介する本は大きく分けて以下のような形で紹介していこうと思います。

• 【初心者向け】基礎・そもそも仮想通貨により世界がどうなるか
• 【初心者向け】ビットコインの歴史
• 【中級者向け】ビットコイン、ブロックチェーンの仕組み
• 【中級者向け】技術書寄りの本

【初心者向け】基礎・そもそも仮想通貨により世界がどうなるか

まず抑えないといけないのは技術的な観点よりも、仮想通貨やビットコインの登場により世界がどうなっていくか、そしてその技術の大枠の入門書です。
いきなりビットコインの技術的な部分に入っても、結局何が凄いのかわからないですし余程のギークでもない限りいきなりビットコインが嫌いになっちゃうでしょう(笑)

お金2.0　新しい経済のルールと生き方

まず最初におすすめするのがメタップス社長でもある佐藤航陽さんの著書です。
newspicksの本として出版されましたが現在増刷を続けているそうです。

本作で描かれているのが、今後お金や資本主義というものがどうなっていくのかという未来です。
仮想通貨だけではなく、今後来る評価経済の話など示唆に富む話が非常に多い本となっています。

いまさら聞けない　ビットコインとブロックチェーン

続いて基礎を勉強する上でおすすめの本が、コインチェックの大塚さんの著書です。
コインチェックは2月前半の現在においてもまだ入金が再開されていませんが、この著書は初心者にもわかりやすい全体感を捉えるのにはいい内容になっています。

具体的にはビットコインと、それを支える革命であるブロックチェーン、そしてフィンテックについて簡潔に書かれています。
既に知っている人にとっては当たり前の内容も多いですが、初心者の方にはおすすめです。

【初心者向け】ビットコインの歴史

続いてビットコインの歴史を知る上で良い本を紹介します。
ビットコインがどうやって成り立ったのかご存知でしょうか。そして、これまでどう発展してきたのでしょうか？

仮想通貨を体系的に理解していくための一つとして、まずは歴史を理解することです。
マウントゴックス事件や現在に至るまでの歴史をすることで、ビットコインや仮想通貨に関する理解が深まります。

デジタル・ゴールド－－ビットコイン、その知られざる物語

これは本当におすすめです。ビットコインはどうやって生まれたのか、サトシナカモトはどういった人だったのか、そしてマウントゴックスはどのように引き起こされたのかなど、これまでのビットコインの歴史を知る上で必読本です。

少し値段は張りますが、その分ビットコインの歴史をドラマのように知ることができます。
これがノンフィクションだというのが凄い。

アフター・ビットコイン―仮想通貨とブロックチェーンの次なる覇者

歴史とまでは言えないかもしれませんが、デジタルゴールドと同様にビットコインや仮想通貨の中核技術であるブロックチェーンがもたらす金融業界へのインパクトを克明に描いています。
おなじみのゴールドマン・サックスや三菱UFJ銀行などなど金融業界にどのように影響を与え、今後覇権争いがどうなっていくのかを描いています。

【中級者向け】ビットコイン、ブロックチェーンの仕組み

さて、続いてビットコインや仮想通貨の概要を理解した方向けに、中級者向けの記事です。
もう少し深く技術的に踏み込んでいるものや、さらなる仕組みの理解に役立つ本です。

仮想通貨の教科書

その名も「仮想通貨の教科書」

ブロックチェーンやマイニングの仕組みなどプリンストン大学の講義をベースにしているということで、少し難しいですがその分技術面の理解や仮想通貨の仕組みがより理解しやすい本になっています。

お値段は少し高いですが、kindleであればたまにセールもやっていたりするのでチェックしておきましょう。
教科書という名にふさわしく体系的に学ぶのであればこの一冊でもいいくらい、内容がまとまっています。

ビットコインはどのようにして動いているのか？ ビザンチン将軍問題、ハッシュ関数、ブロックチェーン、PoWプロトコル

ビットコインと言えばな大石さんの著書。
ビットコインに関する情報や、それを取り巻く様々な問題や技術に関して解説されています。

ある程度技術理解がある人であれば理解も容易にできるでしょう。初心者向けくらいわかりやすい内容なのですが、技術的な部分が多く出るのであえて中級者向けとしました。
このような本がわずか500円で買えるというのが凄いです。

【中級者向け】技術書寄りの本

最後に、より技術的な部分に踏み込んだ内容の本を紹介します。
私はエンジニアではないものの、職業柄プログラミングなどの技術的な要素によく触れています。
それでもここにあげる本は理解が全て追いつかなかったりするので難しいと思う人はいるかもしれません。

しかしだからこそ、上級者になるためにより詳しい内容を知ることで、他の人に差をつけることができるので是非トライしてください。

ビットコインとブロックチェーン(マスタリングビットコイン)

あのオライリーが出している技術書の日本語訳です。
オライリーが出している時点で、技術寄りの匂いがしますねw

英語が読めない人待望の日本語訳です。かなりの著名人がこの本を推しています。
この内容が理解できれば他の有象無象の仮想通貨投資家からは抜きん出ることができるでしょう。

かなり技術寄りの内容ですが、平易に描かれているので試してみるのも良いでしょう。

暗号技術入門 第3版　秘密の国のアリス

はい、ラストに紹介するのがこれです。
暗号技術”入門”とありますが、非技術者にとっては暗号だらけですw

そもそも仮想通貨は暗号通貨と言われるくらい、暗号化の技術と切っても切れない関係にあります。
この暗号化の技術が仮想通貨を支えているので、この技術の核心を知ることで、より仮想通貨やビットコインの理解が深まっていくでしょう。

しかし入門とあるが、難しい・・・
挫折しながらもトライしてみてください。
仮想通貨、いや暗号通貨に関する技術的な理解が上がります。

ちなみにkindle版もありますが、読みづらいので紙の本を購入するのをおすすめします！

最後に

いかがでしたでしょうか？
仮想通貨を勉強するにはこの本を読めば大丈夫という本を紹介させていただきました。

これからも素敵な本がたくさん出てくると思いますが、本当に進化が早い業界ですので乗り遅れないようにしたいですね。。